猛暑でも夏バテしにくい暮らし
- マインド
梅は昔から夏の滋養
夏がはじまる前、6月頃梅を見かける季節から、食事に特に梅を意識して取り入れるようになります。梅シロップを仕込み、料理にもさまざまな梅を使った料理を作ります。梅ペーストをお肉やお魚に巻いたり、五穀米に梅を添えたり、ドレッシングも梅ドレッシングにしたり、とにかく梅三昧です。
TIPS
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毎年梅をみつけると、まず梅の実を冷凍します。完熟していない時は、数日外にだしておきますが、仕事をしていると管理がうまくいかないこともあります。ですから、出来るだけ完熟の実を探します。以前は車行動で地方住まいだったので、無農薬の和歌山の南高梅を使っていましたが、今は近所のスーパーで買い求めています。通販も考えましたが、完熟具合がわからないので、なんとなく目で見て判断できるものを選んでいます。梅の袋を開けた瞬間、梅の優しい香りがふわっと香ると、今年ももうすぐ夏がくると意識します。
身体を意識して動かしておく
去年から宅トレをはじめました。近所の公園を歩いたり、YouTubeでエクササイズを取り入れたり、筋トレグッズで筋トレなどもしていました。でも、猛暑でどうしても億劫になってきたので、ジム通いをスタート。行ってみると、思いの外頑張ってトレーニングされている高齢者の方がおられて驚きました。
TIPS
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去年からウォーキングをはじめました。しかし今年のこの猛暑では外を歩く自信が持てず、ジムのキャンペーンを知って入会しました。ジムの体重計は、自分の体脂肪、筋肉量、水分量など、細かい全体のバランスがわかり、愕然としました。去年から意識して宅トレしていましたが、数値で自分の身体を客観的にみて、今後どんなトレーニングをすべきかを考えられるようになりました。ジムのウォーカーには送風機能がついていて、実力以上に遠くまで歩ける気がします。汗をかくことも心地よく、場の雰囲気か、少しだけ走ってみたりもします。やはり、夏バテ前からの運動は大切ですね。
時々好きなものを思いきりいただく
近年少し気を抜くと体脂肪が増加してしまいます。夏に減るのかな、と思いましたが全くこの夏は影響がありません。それもあって、普段は甘いものはあまり取らないようにしています。糖質もある程度夏の体力維持に大事ですが、甘いものは摂りすぎると逆に肝心の食事を取れなくなり、夏バテの原因になります。
TIPS
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娘がなにかと忙しくなり、私とでかける時間が少なくなってきました。これまではやはり子育てにかかる色々な比重が高くて、ゆっくりランチに行く機会をもつことができませんでした。行くならいつも娘が一緒。ひとりジムに通うようになり、時折ひとりランチを楽しむようになりました。食べることは夏バテ予防で最も大切なこと。思い切り身体を動かした後、少し甘いものをいただくのもいいかな、と時々いただきます。やはりごはんが中心ですが、頑張った自分へのご褒美も必要。自分の機嫌を自分で取る年齢になりました。
遠くまででかけて、非日常を味わう
夏に避暑地へでかける、なども夏バテ予防にいいと思いますが、今年はそんな計画が叶いませんでした。日帰りでも少し足を伸ばして気分を変えようとでかけてみました。日常から離れることも、夏バテにはいいと思います。気分を変えることで、心が元気になるからです。
TIPS
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引越ししてきて、車を持つことを辞めました。そのぶん、長い休みの時にレンタカーを借ります。いつもとは違うところにでかけて、非日常を味わうことは、気分転換と心の元気のチャージに役立ちます。今回はジムの着替えにはスカートが便利ですが、スカートの数が足りず新調しました。本当は最近楽しんでいるカメラをもって風景写真を撮ろうと考えていたのですが、あいにくの台風。レンタカーを予約しており、リスケも出来ずにそのまま決行しました。天気図を見て影響を避けられそうなところへ出かけました。秋にテーブルフォトの授業があるので、前々から欲しかったイッタラの食器も買い求めました。
家を整えて快適に暮らす
家をすっきり整えておくことは、気持ちよく暮らす上で大切なこと、風通しよく家のレイアウトを変えたり、ベランダに水打ちして少し窓を開けたりします。空気が澱むレイアウトがないか点検して、思い切った断捨離を実行するのもいいと思います。
TIPS
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このお盆休みは、とにかく終活のお片付けをたくさんしました。家を整えることも、気分よく暮らせるようになるため、心へのチャージ効果があり、元気の秘訣です。日頃の暮らしで気になっているのに、手を入れられなかったさまざまなことを改善しました。最後は恒例、タオルのタグつけ。白いタオルが整然とリネン庫に並ぶ姿をみると嬉しくなります。夏はシャワーを浴びる機会も多いですし、タオルは大事ですね。いつもIKEAを愛用しています。値段が手頃だからです。
ひとくちエッセイ
夏バテ対策は6月からスタートことにしています。夏バテ知らずで過ごした夏より、正直これから来たる食欲の秋が怖いです。どの季節でも悩みは色々ですが、基本は食べること、そしてその栄養で身体をまわすためによく動くこと、そして心を満たすために、時折自分の機嫌をとることだと最近思います。甘いものは大好きですが、これは人間に与えられた鍛錬の踏み絵ではないかと思っています。身体のためには摂りすぎては害になりますし、心のためには充足になります。バランス感覚を磨く上でも、この甘いものとのつきあいは人生の縮図ではないかとも思えます。今後は益々そこをコントロールしなくてはいけないと感じています。また衣食住を年齢を意識して、世代サイズに最適化して整えつつ、風通りのよい快適な暮らしを整えたいと思います。