揚げない『大学芋』 - petit maison

揚げない『大学芋』

野菜のおかず

大学芋(一般より軽めな味付けver)

秋になると、たびたび食べたくなるさつまいも。シンプルに煮たり、揚げ焼きしたりが我が家の定番です。揚げるレシピもありますが、私は油をからませて低温で焼いた後、味をつけるやり方が鉄板です。さつまいもは低温で焼くことで甘みが増します。

 材料

  •  さつまいも 大1本
  •  黒胡麻 適宜
  •  お好みの油 大匙1半
    →からめる油は別
  •                 

  • 水 中匙1〜大匙1
  • てんさい糖(砂糖) 中匙1〜大匙1
  • 塩 少々
  • はちみつかメープルシロップ 大匙1半〜大匙2
  • 薄口しょうゆ 少々

 揚げない大学芋の作り方

  1. さつまいもを、棒状、または乱切りにカット
  2. アクを抜くために水にさらします
  3. 水気をきっちり拭きます
  4. さつまいもに油を、表面にコートするようにつけます
  5. フライパンを温めたあと、多めの油を入れます
  6. 低温でさつまいもをじっくりやわらかくなるまで焼きます
  7. 柔らかくなったら、一旦さつまいもを取り出します
  8. フラスコのアイコンがついたしょうゆ以外の調味料をあわせます
  9. すべてかきまぜてあわせた後、フライパンに入れます
  10. 一煮立ちしたらさつまいもを戻してたれを絡めます
  11. 火を止める直前にたらっと薄口しょうゆを少々たらします
  12. フライパンをゆらしてまぜ、火を止めます
  13. 黒胡麻をお好みでまぶしてフライパンをゆらゆらします
  14. 万遍なく混ざったら、熱いうちにバットにあけます

 かあさんから娘へ、ちょっとした料理のたわごと

甘くするのに塩を入れるのは、入れた方が甘みが増すからです。アク抜きは、お水で10分程度。さつまいも焼けた〜、調味料次々にダーっていうのは、辞めた方が無難。綺麗に確実に仕上げるには、一旦出してあわせ調味料を作ってからがベストタイミング。時間がなかったら、エイ、やってしまえ、っていうのも、あー、やってます。時間次第で臨機応変。たぶん言うよね、『お腹に入ったら一緒やけん』。(ニヤリ、だよね〜。)でも、見た目が落ちるリスクは覚悟。焼けたかどうかは、きっとつまみぐいする気でしょ。かあさんは竹串でさしてみるよ。醤油は、できれば薄口がいいです。最後にたらりは、風味が増します。すぐ火を止めるのは、水分があまりないところで醤油に火が入ると、焦げるからです。熱いうちにバットにあけるのは、あけて熱いうちにフライパンを洗ってしまった方が綺麗に早く片付くからです。それと、余熱で焦げて風味が落ちないようにするためです。料理って人生と同じ、タイミングで生き物です。だからおもしろいと思うんです。

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